By: papuco イメージ画像
米ウェスコンシンマディソン大学では、脳のイメージを読み取るMRI技術を駆使し、ストレスと不安がどれだけ脳反応を変えてしまうか調べました。12人の被験者には不安をかき立てるイメージを見てもらい、その前後に匂いのテストをしてもらったところ
、多くの人がネガティブなイメージを見る前は“ニュートラル”と評価していた匂いも、その後には不快な匂いとして知覚したのでした。「通常は、匂いをかぐとき嗅覚力だけが働きますが、不安な状態にあると嗅覚までもが感情システムの一部となってしまうのです」とこの調査を実施したウェン・リー教授。落ち込むと「すべてが暗く見える…」と言いますが、嗅覚もその影響を逃れないようです。2013.10.11Peachy