オンラインゲームやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用が広まる中、インターネットに長時間没頭する「ネット依存」が問題になっている。パソコンの前から離れられず、日常生活の昼夜が逆転、やがて学校や会社に行けなくなり-。国立病院機構久里浜医療センター(横須賀市野比)の専門医は「本人の心身に影響を及ぼすだけでなく、社会的損失も大きい」と警鐘を鳴らす。パソコンを使ったオンラインゲームの発展にネット依存の一因をみている。人気があるのは多人数が同時に参加できるタイプのものだ。ネットを通じて知り合ったプレーヤー同士でチームを組み、協力して敵を倒す。「自分一人だけやめるわけにいかない。妙な責任感と信頼感、連帯感が生まれる」。一度始めたらやめにくい仕組み。しかもみんながやっているから、のめり込んでいるおかしさに気付きにくい。2013.10.13 yahoo!