幼い子どもが一人でおこなう「言葉遊び」=プライベートスピーチには学習効果を高めるなどさまざまな効用があることが発見されていますが、”架空の友達”を持つ子どもほどよりプライベートスピーチを多く行うことが明らかになった。研究チームは、おもちゃを用意したアイスクリームパーラーを設置し、ここに148人の5歳の子どもと母親を招待。母親が部屋の片隅にある読書スペースにいる間、子どもたちはみなフロアのおもちゃで遊び、その様子が2台のカメラで撮影され、プライベートスピーチ行動が観察された。加えて子どもたちに「仮想の友達がいるか?」などの質問をした結果想像上の友達がいる子どもは、いない子どもに比べて、自由時間に2倍も多くのプライベートスピーチをすることが分かった。研究者は、今回の実験結果は仮想空間の友達との関わり合いは、現実世界の人との社会的交流と同じ役割を果たすことを示唆するものであると考えているとのこと。2013.10.16 GIGAZINE
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