ミシガン大学の科学者たちは18人の大人が他人に拒否されたとき、脳内のμオピオイド受容体がどの様に反応するかを研究しました。アンケートによる調査で性格が”快活”と判定された人は、他人に拒否されたとき、特にこの鎮静物質の放出が多い事が分かった、と研究リーダーのデビッド スー博士は言います。そしてこの鎮静物質の放出が多ければ多いほど、拒否されてもがっかりしない、ということです。うつ病の人や社会不安がある人はストレスや不安を感じるとき、この鎮静物質の放出量が少なく、このような状況から早く回復する事ができないのだといいます。そこでスー博士はこの発見からうつ病患者に処方するための副作用のない薬を開発できるのではと、期待しています。無理に明るくなろうとするのは難しいかもしれませんが、少なくともなるべく楽観的になった方が身のためかもしれませんね。2013.10.17 Peachy
UofMHealth.
Sticks and stones: Brain releases natural painkillers during social rejection, U-M study finds