大学における学生の自殺を予防する取り組みは、筑波大学や富山大学などで行われていますが、*1 *2全国的に見るとまだまだ支援の手は差し伸べられていないのが実情ではないかと思います。また、昨年度にも報道で同じように就職活動に失敗した学生の自殺が増えていることの指摘があり、その時にもこちらのブログで記事にしました。*3ライフリンクの提言の中で私の目を引いたのは、大学主催の「キャリア教育」や「就活ガイダンス」で、過去に就職活動がうまくいった成功モデルだけを紹介してしまい、実際に躓いたりうまくいかない時の支援策を提示していないのではないかという指摘です。実際には誰もが内定をすぐに掴める訳ではなく、失敗しながらも周りの教職員や学生の友人、家族などの励ましを受けながら、就職活動を継続していくことが不可欠ではないかと思います。確かに大学側は成功モデルを提示して、成功モデルに沿った行動を是として学生に接する嫌いがありますが、職員と学生の間には当然ジェネレーションギャップが存在しているので、いまの学生の目線に立つためにも、就職に関する情報はもちろん、現代の大学生に関連する様々な情報を集めて接していくことが必要だと感じます。提言では大学のキャリアセンター利用者が少ないことの指摘もなされていますが、就業経験がない学生を育てることには苦難が伴うのは当たり前で、職員が学生の態度や言動などを問題視して放り出すのではなく、辛抱強く見守っていくことが大事です。この点においては職員も教育の重要な一翼を担っているといえます。2013.10.29 high190
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