米ライス大学とペンシルバニア大学が、1986年から2006年の間に事故に遭遇した18歳以上の被害者約130万人の寿命と人間関係や社会経済的な地位との関係について調べた同調査。その結果、離婚歴のある人は結婚している人よりも事故が原因で死亡する確率が2倍以上高いことがわかったとか。事故の種類は、火事や被毒などの予防可能なものと、飛行機や船の事故など予防不可能なものの2種類に分けられるが、離婚経験者はどちらの死亡率も格段に高かったそう。また、未婚の人も既婚者に比べると予防できる事故の死亡率は高かったとのことだが、予防不可能な事故で死亡する確率はさほど変わらなかったという。調査を率いたジャスティン・デニー氏によれば、既婚者の事故による死亡率が低いのは、パートナーがリスキーな行動をあらかじめ思いとどまらせてくれたり、ポジティブなサポートをしてくれるからだと考えられるとか。ただし、なぜ離婚経験者が未婚の人よりも死亡しやすいのかは明らかではないようだ。2013.11.1 IRORIO
原著 Divorced people more likely to die from preventable accidents than married people Rice University
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