チラシの文面は以下の通りです。
70億分の1の君へ 君は生まれながらにして、世界中の誰とも違う、唯一無二の「お客様」だ。だからこそ、とりあえず君が持っているそのカネを大学に預けてほしい。
もし君が学費を払えなかったら、利子つき奨学金でも借りてほしい。
「持つ者にも持たざる者にも、隔てなく高額の学費を」
個性と個性が出会うことなく、監視と訓化の行き届いた環境がある。
もし君が自由を求めるならば、大量の警備員たちが存分に手助けをしてくれよう。
もし君が学問を求めるならば、買い叩いた非常勤講師たちに大講義にて教えさせよう。
もし君に困ったことがあるならば、無愛想な契約職員たちに対応させよう。
期待していたキャンパスライフに縛られず、他大学での常識にとらわれず、
キャリアオフィスの勧めた道をまっすぐ進めばいい。
Boderlessという新しい時代のうねりの中、
若者の未来を食いつぶしてゆくのは、立命館大学。
自分を捨て、借金を背負い、越えていこう。
あらゆる「一線」を。