ソーシャル・ジェットラグ(時差ボケ)は一種の「起床の時差」で、24時間の社会生活リズムに適合しない生物時計をもって生まれた場合、これに一生苦しめられる可能性がある。ミュンヘン大学の時間生物学の専門家であるティル・ローネンバーグ氏によると、わたしたちは、早寝早起きを好む人、中間的な人、夜更かしの人、の3つのクロノタイプに属しているという。最近「PLOS ONE」で公開された研究によると、わたしたちは、生物時計と一致しない周期で眠ることでたくさん食べるようになり、肥満になりやすくなる(従ってがんを含むさまざまな病気になりやすくなる)。また睡眠時無呼吸症候群にかかりやすく、高レヴェルのストレスホルモンと低レヴェルの良性コレステロールに苦しむことにもなるという。
「もしこの不運なカテゴリーに属しているなら、わたしたちにできるすべては、日中にできるかぎり屋外にいることだ(自然の光は、早く眠りにつくために有益な要素だ)。そして冬を待つことだ。」「夏はすべてのクロノタイプに混乱を生み出します。夏が終わると、誰もがよりよく眠れます」とローネンバーグ氏は説明している。
2013.11.11 WIRED
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