ロイター通信の慈善事業部門「トムソン・ロイター財団」は１２日、アラブ２２カ国・地域の女性の地位に関する調査結果を発表、性的嫌がらせ、強制的な結婚、因習として続く性器切除などがまん延しているエジプトが最下位となった。イラク戦争後の混乱で家庭内暴力や売春が増加、教育機会も低下したイラクが２１位。女性の運転禁止など社会活動の制限が強いサウジアラビアが２０位。内戦で人身売買や性暴力が急増したシリアが１９位。一方、アフリカ東部の島しょ国で離婚女性への財産分与が一般的なコモロが１位、オマーン、クウェートが続いた。 発表によると、エジプトでは女性の９９％が痴漢などを受けた経験があり成人女性の非識字率は６３％。２０１１年の革命後の治安悪化やイスラム勢力台頭も女性の権利拡大を妨げている。2013.11.13.msn
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