スウェーデンにあるイェーテボリ 大学のマーティン・ニルソン准教授らの研究によると、骨粗しょう症を予防するには、十分なカルシウムの摂取に加えて、スポーツで身体を動かすことも大事だということが明らかになった。研究では、平均年齢24歳の833名の男性を対象に、5年間の継続調査を実施。その結果、10歳代から20歳代にかけての男性が週1回、4時間程度もしくはそれ以上の時間、スポーツをおこなうことによって、1パーセント以上も骨量が増えることがわかった。とくに、19歳から24歳にかけて、スポーツをした男性は、同時期にあまりスポーツをしなかった男性に比べて、骨密度が増大するだけではなく、骨そのものも大きくなっていた。バスケットボールやバレーボールのように、ジャンプや瞬発力を必要とする運動負荷の高い種目がもっとも骨量を増やし、サッカーやテニスがそれらに次ぐことが分かった。反対に、スイミングやバイクといった運動負荷の低い種目では、骨密度の増大や骨そのものを大きくすることには影響しなかた。2012.05.14 Menjoy
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