オックスフォード大学の研究によると、社交的で友だちが多い人は、内向的な人と比べて脳のある部分が発達していて大きいことがわかった。研究では、18人の男女を対象ににここ1カ月の間に会ったり話したり、メールなどをしたりした友だちの人数を挙げてもらい、その後それぞれの被験者の脳をスキャンした。結果、最も社交的な人は、前帯状皮質を含む脳内の6つ以上の部分が発達しており、サイズ自体も大きいことが明らかになった。前帯状皮質は、他人が何をしているのかを記憶してトラッキングするときに使われるエリア。スキャンでは、社交的な人は、この前帯状皮質と、他人が何を考えているのか、感じているのかなどを理解するエリアとの繋がりが特に強いこともわかったという。研究グループのMaryAnn Noonan女史は、「遺伝的な影響がまったくないとは言い切れないが、社会的なネットワークのサイズによって脳が変化していると私は考えている」と話している。2013.11.14 IRORIO
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