米アラバマ大学バーミングハム校医学部のAli Ahmed教授らが、15年以内に禁煙をした853人と、一度もタバコを吸ったことのない2557人(すべて65歳以上)の13年分の医療情報を分析したところ、1日に吸うタバコの量が64本以下で喫煙歴が10年以下、もしくは1日1パック以下で喫煙歴30年以下の場合、65歳のときに禁煙をすればたったの8年間で心循環系の病気による死亡率が非喫煙者と同じレベルまで下げられることが明らかに。なお、全ての被験者は65歳以上で、調査結果はそれぞれの年齢や性別、人種によって調整されている。「これは素晴らしいニュースです。喫煙者はなるべく早く禁煙するように」とAhmed教授。ただし、今回の調査で禁煙による死亡率の低下が明らかになったのは心血管疾患のみであり、がんや肺気腫などそれ以外の病気による死亡率は高いままとのこと。2013.11.21 IRORIO
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