経済協力開発機構(OECD)の発表によると、日本人は仕事で必要とされる学歴よりも自分の学歴が高いという人が3割にのぼり、OECDの平均値を大きく上回るという。せっかくの高学歴でも職場で求められる能力と直結しないのは不幸だ。「一流大学卒」が低年収にあえいでいる事例も散見される。
東大卒業後、就職先が見つからずに5年間ニートで過ごし、現在はシステム会社勤務で年収280万円の男性、上司のパワハラに耐えられずに会社を辞め「人生がおかしくなった」という早大卒の男性は音響機器メーカーに就職したものの深夜までかかる残業を押し付けられ、手柄は横取りされて心身を病んでしまったそうだ。現在はビル管理会社だという。ストレスはないが年収が高いとはいえない。別の早大卒の男性は、鉄道会社子会社に入ったものの「72時間連続労働」を強制されたうえ、「早稲田出てるのに使えねぇな」といじめられてうつ病になったそうだ。資格を得て独立を目指す人の場合は知力を生かせるだろうが、独立して自力で稼ぐまでには時間がかかる。先述の濱口氏の指摘にあった、一度就職システムから外れた人は、その後に能力を発揮する場が与えられないという厳しい現実が、重くのしかかってくる。2013.12.02 Jcast社会ウォッチ
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