「食い散らかし型」に頻出する接続詞は、「ちなみに」「さて」「ところで」です。さすがに「話を元に戻すと・・・」はあまり見られませんが(笑)、これらの接続詞を用いれば、これまででてきた話と少し違う話を、そのあとで続けることができます。逆にいえば、これらの接続詞が先行研究のレビューにおいてでてくるということは、逆接でも、順接でもなく、文章がつながってしまっている状態、すなわち、「羅列」になっていることを意味します。
極端な話、
中原(2008)は・・・・といっている。
ちなみに
佐藤(2007)は・・・・といっている
ところで
鈴木(2006)は・・・・といっている
さて
高橋(2009)は・・・・といっている
やっぱり
中原(2008)は・・・・といっている(笑)
2013.12.13 yahoo中原淳