実験は2013年1~3月に奈良教育大学で行われた。被験者は健康で嗅覚が正常な男性32人(平均年齢22.7歳)。被験者はあらかじめ香りをただよわせた部屋に入室、1分間香りを嗅いだ後にスクリーンに映し出された3種類の女性の顔写真を30秒間見て、その写真に対する魅力度を評価した。3種類の女性の顔は日本女性70人の顔写真から平均化法により作成したもの。事前に別の被験者男女5人ずつ計10人が魅力度を評価、それぞれ「バランスの整った美人顔」「平均的な顔」「それ以外の顔」とし、本実験で使用した。香りはローズ系のシャンプーの香り、ナルシスやミューゲ系のシャンプーの香り、白バラの香り、ホワイト・ムスクの香り、タバコの香り。実験は5つの香りに無臭状態を加えた6つの状況で行われたが、画像の魅力度は「シャンプー」「白バラ」「ホワイト・ムスク」の香りではアップしたが、「タバコ」の香りではダウンするという結果となった。特に顕著な結果が表れたのは「平均顔」の女性の画像に対する「シャンプーの香り」で、無臭の時より約10%魅力が増す結果となった。2013.12.14 IRORIO
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