ハーバード大学医学大学院のマイケル・ヤング医師らが、8200人以上の子どもの母親が妊娠前・中・後に何を食べていたかを分析。8200人のうち300人は食物アレルギーがあり、その中の140人はピーナッツやナッツ類に対するアレルギーがあったが、研究の結果、1週間に5回以上ナッツを食べていた母親の子どもは、ナッツアレルギーになるリスクが最も低いことがわかったという。ヤング医師らによれば、なぜ妊婦がナッツを食べると胎児がアレルギーになりにくくなるのかについては明らかではないため、妊娠中の女性に正式にナッツを推奨するのはまだ確証が足りないとのこと。しかし今回の研究により、早い段階でその食物にさらすことにより耐性ができ、子どものアレルギーリスクが軽減できるという証拠がまた1つ増えたと同氏らは語っている。2013.12.24 IRORIO
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