ネブラスカ大学リンカーン校の政治学者で、新しい研究論文の共著者でもあるケヴィン・スミス教授の研究によると、政治的な考え方や行動は環境によって決まるだけではなく、生物学的な生理にも、ある程度根ざしていることが分かった。研究では、682組にのぼる中高年の双生児を調査し、(彼らの半分は一卵性双生児、もう半分は二卵性双生児)同性婚や、学校での祈祷、社会を構築する最善の方法など、さまざまな政治的問題に対する考え方を質問した。その結果、一卵性双生児の政治観は、二卵性双生児と比べて常に似通っていることが多かった。また、さらに統計的分析を行ったところ、これらの違いは、ある程度遺伝的影響によるものであることがわかったという。「環境は重要だが、それがすべてではない。私たちのあり方は、生物学的な条件と環境の両方の組み合わせによって決まっている」と、スミス教授は語っている。2013.12.25 HUFF POST
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