米国の研究グループは「不眠症」と自己申告した2万3447人を追跡調査し(追跡期間の2004~10年の間に、2025人の死亡を確認)、ライフスタイルや年齢など、死亡に影響を与えそうな因子を排除したうえで、不眠の症状と死亡率との関係を分析した。その結果、ベッドに入って30分~1時間以上過ぎても眠れない「入眠困難」、もしくは、いくら眠っても疲労感がとれない「非回復性睡眠(NRS)」を訴えた男性は、それ以外の不眠症状がある男性よりも全死亡率が悪化した。特に心疾患で死ぬ確率は、それぞれ55%(入眠困難)、32%(NRS)も上回っていた。入眠困難はお馴染みだが、耳慣れないのはNRSだ。こちらは一般的な不眠症と一線を画す疾患として最近、注目されている。米国立精神衛生研究所の調査によると、NRSの患者は若年層に多く、身体のあちこちで炎症反応が高進しているらしい。不眠症状がない人と比べ、睡眠時無呼吸症候群や肺気腫、慢性気管支炎などの呼吸器疾患、さらにはがんを併発する可能性も高くなるようだ。今回の追跡調査の研究者は、特定の不眠症状が「寿命を縮める」可能性を指摘している。2014.1.10 DIAMOND online
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