公益社団法人国際経済労働研究所
採用予定 :2013年10月01日
募集終了日 : 2013年06月30日
応募条件:
心理学、政治学、経営学、経済学、社会学等の社会科学系の大学院修士課程修了以上(修了予定可) +
SAS、SPSS、Rなどの統計パッケージを用いた多変量解析の経験がある方、社会調査法や心理統計学に対する理解が深い方優先。
採用条件:
勤務時間:裁量労働制(原則平日10:00~18:00)
休日休暇:完全週休2日(土日) 夏季・年末年始休暇
有給休暇初年度10日 最高20日
給与:年俸制(参考:院卒264万円以上)
昇給:年1回
福利厚生諸制度:通勤手当(月額5万円まで)、各種社会保険、退職金制度有(中小企業退職金共済加入
応募書類:
①履歴書(写真添付・平日の日中に連絡がつく連絡先、メールアドレスを必ずご記入下さい。)
②業績一覧または職務経歴書(片方のみ可。両方ある場合は両方提出してください。)
③仕事に向けての抱負・この仕事を通じて実現したいこと(これまでの研究や仕事を通じて得た経験や知識を活かして研究員として何ができるかを「具体的に」記述。)
注意1)応募書類は返却いたしませんのでご了承ください
注意2)第1次選考後に送付いただいた主要論文のコピーは返却しますが、応募時に誤って当方に送付された場合は返却いたしません。
第1次書類審査合格後提出書類
④主要論文2~3編のコピー(学会発表原稿も可)
*書類審査合格後に提出していただきますので、あらかじめご用意ください。
送付先:
〒540-0031
大阪市中央区北浜東3-14 大阪府立労働センター4階
公益社団法人国際経済労働研究所
担当 西澤 宛
recruit@iewri.or.jp
募集の背景:
本研究プロジェクトでは、生涯にわたって、人間は発達するという生涯発達心理学に着想を得、人生の構造を明らかにするべく研究を継続しています。本年度には、この研究を核とし、全国の組合を対象とした「生涯生活と生きがい」に関する第44回共同調査(ON・I・ON3)を発信予定です。これに伴い、研究員を募集します。
研究所の紹介:
社会的運動を自律的に展開するための独自の調査研究機関として、1948年に立ち上げられた「関西労働調査会議」を前身とする当研究所は、現在も組合組織・会社・地方公共団体・研究者と共同研究を行っています。研究に関心を持つその人、組織そのものが自発的・主体的に調査を担う「運動としての調査研究」を提唱し、組合のみならず、さまざまな組織や研究者とともに日々活動を展開しています。
法人概要:
設立: 西暦1961年7月
業種: シンクタンク
法人形態: 公益社団法人
業務内容: 各種共同調査研究プロジェクト、各種研究会・講座などの開催、講師派遣、その他各種調査の受託
業務内容:
本事業部では、社会心理学の理論および方法論を応用し、主に調査を通じた組織活性化に取り組んでおり、上記研究テーマのほか、個人(組合員・従業員)の「組織への帰属意識」や「働きがい」にも関心を持って進めています。
その中で、ON・I・ON3プロジェクトは、ヒトの生涯を量的にとらえ、パタン化することにより、人生の構造をとらえたり、各ライフステージにおいて、どのような活動をすることにより幸福感や生きがい感が高まるか、などを見出すことを目的としています。たとえば、生活の領域を「仕事」「家庭」「余暇・趣味」「地域・社会」と区分し、各領域内、あるいは領域間でのモティベーションの高まり方や関係について検討したり、それぞれの領域の持つ機能についても検討を行っています。
しかし、個人の主観的な幸福感のみを追求した結果、共有地の荒廃を招いてしまうように、「個々人の幸福感や生きがい感の総和が、社会における『幸福』でありうるのか」といった命題も同時に提起しています。そして、「『自分個人やその近親者』『自分の会社』など個人の直接的な利害関係者だけでなく、また『現在』に加え、将来やその先の未来、そして現在を培ってきた歴史的・社会的背景まで視野に入れて人生を送ることが、あるべき個人や組織、地域、社会の姿である」という仮説をもって、現在、研究および運動を進めています。
本プロジェクトはライフパタン研究会という研究会を母体としていますが、分科会の具体的研究テーマは、働きがいや職場を取り巻く環境・風土、メンタリング、家族集団と家庭機能、余暇や趣味、社会活動など自由時間の使い方やゆとり意識、ストレスとコーピング、生き方の志向性、パーソナリティの生涯発達など多岐にわたっています。
このように、ON・I・ON3プロジェクトは、すでに、参加組織人員200万人となったON・I・ON2に続く大型の調査プロジェクトとして、本年度中に発信する予定です。
これに伴い、ON・I・ON3プロジェクトを運営し、母体であるライフパタン研究会の事務局を担える人材を求めています。求める具体的人物像としては、応募者自身がこの研究に関心を持ち、他の研究メンバーの意図を反映させてまとめ、この結果を学術界、産業界ともにアピールできる人物です。よって、ヒトの生涯にかかわる研究への関心、事務処理・研究発信能力、人間関係調整のスキルのいずれをも期待しています。
■選考について
第1次:書類選考
※書類審査後に説明会、筆記試験、面接のご連絡を差し上げます。
説明会、筆記試験、面接は原則大阪での実施予定ですが、候補者状況により東京実施を検討します。
採用まで:
当研究所ではお互いをよく知った上で就職を決定する「恋愛型」就職を行っています。
恋愛型とは、試用期間をお互いを知る採用過程として位置付けるものです。試用期間中には実際に業務に携わり、その成果や本人の適性等を数度の面談で話し合うという過程を経ていただいています。また、研究員候補の方には、本当に自分の研究領域と研究所で携われる領域が合致しているのかどうかを見極めていただくようにしています。試用期間にあたる、最初の最低3ヶ月~数ヶ月(長さは本人の就業形態や成果の達成度により変わります。)は契約社員として勤務し、その間の数度の面談の結果、お互いが納得できれば正式採用となります。
所属について:
当研究所は、(株)応用社会心理学研究所(http://www.aspect-net.co.jp)と提携してSRCプロジェクトや働きがいプロジェクトの開発・研究業務を行っており、今回募集の人材についても、(株)応用社会心理学研究所と(公社)国際経済労働研究所の研究員を兼任していただく可能性があります。
【セミナータイトル】 【認知行…