英インペリアル・カレッジ・ロンドンのRobin Carhart-Harris博士は25人の健康な被験者に対し、エクスタシーを投与した時と、偽薬を投与した時の計2回脳スキャンを行った。その結果MDMAは、情緒反応に関係する脳内の辺縁系の働きを鈍くする作用があるとわかった。特により強い主観的体験を口にする人の方が、辺縁系の働きは弱まり、またエスクタシーのせいで感情のコントロールを行う、側頭葉内側部と内側前頭前皮質の伝達が弱まった、とも。不安神経症で悩む患者にとって、エクスタシーの服用が逆効果となる例も報告される一方で、へんとう体と海馬の伝達を活性化させるとの結果も出た。従来の研究では、PTSDの患者はこの両者の伝達能力が落ちるとされている。調査にあたり被験者には、fMRIスキャナーの中で楽しかった思い出と、人生で最も嫌だったことを思い出してもらった。その結果偽薬に比べMDMAを投与された後は、楽しい思い出はより鮮明に、感情的に強烈に蘇り、尚且つポジティブに思い描くことができ、一方で最悪な思い出もネガティブさが少なかったという。これは脳内の一部の働きは高めて、一部は鈍らせるというMDMAの影響であるそうだ。2014.1.20 IRORIO
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