睡眠医療プラットフォーム(睡眠医療および睡眠研究用プラットフォーム Research Platform for Advanced Sleep Medicine; 略称PASM)は、睡眠医療の質の向上と睡眠障害の臨床・基盤研究の促進を目的として構築された集約型オンラインシステムです。国立精神・神経医療研究センター精神・神経疾患研究開発費事業および厚生労働科学研究事業の研究成果をもとに、睡眠医療に関わる全国の代表的な大学、研究機関、医療施設等の専門家が作成に携わりました。
PASMは、第一モジュール(自己診断システム)、第二モジュール(臨床支援システム)、および第三モジュール(データバンクシステム)の3つのモジュールから構成されています。第一モジュール(自己診断システム)は一般の方に公開されており、自覚症状に応じて簡易質問から詳細質問へと階層的に創成される質問に順次回答することで、罹患している可能性のある睡眠障害のオンライン診断が可能です。2014.1.24 国立精神・神経センター