アメリカの社会心理学者ユージーン・マテス氏は、実験に参加した男女をカップルに組み合わせて、週1回40分のデートを5回おこなってもらい、そのたびにデート相手の好感度を9点満点で測定するという実験をおこないました。まず、1回目のデート後の好感度チェックでは、外見が魅力的な異性の好感度は6.38点、魅力的ではない異性の好感度は6.34点という結果になりました。魅力的な異性の好感度がやや上回ったのですが、第一印象においては外見が重要だということといえるでしょう。
魅力的な異性の好感度・・・(1)6.38 (2)6.69 (3) 6.75 (4)6.75 (5)6.69
魅力的ではない異性の好感度・・・(1)6.34 (2)6.04 (3)5.88 (4)6.13 (5)6.16
1回目から5回目まですべてのデートで魅力的な異性の好感度が上回っただけでなく、魅力的ではない異性との差は縮まるどころか広がる傾向にあります。
もちろん、デートが5回で終わらず、このさき10回、20回とさらに回数を重ねていけば、結果は変わってくるかもしれません。ただ、少なくとも「美人は3日で飽きる」というのは誤りで、容姿の影響はなかなか消えないようです。2014.2.3 Menjoy