近年「うつ」の増加が社会問題化し、厚生労働省は2010年1月に「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」を立ち上げ、「誰もが安心して生きられる温かい社会づくり」(同省HPより)を目指す対策を検討している。そのような状況のなか、ビッグデータの手法を活用して、うつ病で休む前兆を見つけ、会社に警告を送るサービスが登場。しかし当の会社員の反応は微妙だ。
このサービスは、人と組織の才能を引き出すタレントマネジメントサービスを行う「サイダス」が提供するもの。2月9日付の朝日新聞によれば、約3万人のサラリーマンのデータを集め、うつ病で休んだ人の性格の特徴、病気にかかる前の勤務状況を分析することで、うつの前兆を発見したという。2014.2.13 R25