米ユタ大学の心理学者バート・ウチノ氏が率いる研究チームだ。平均年齢63歳の136組のカップルを対象に、彼らの総合的な結婚の状況や、パートナーから得られる励ましの度合いなどについてアンケートに答えてもらった。その結果、パートナーから一貫した前向きなサポートを得ている人は3割にしか満たず、残りの7割は、相手と口論することもあれば励ましをもらえることもあり、サポートは曖昧だと答えていることが分かった。次に回答者の冠動脈をCTスキャンで検査したところ、お互いがパートナーの心の支えに一貫性がないと感じているカップルは、冠動脈石灰化(動脈の内 側にカルシウムが付着し硬化する症状)の程度が高いことが判明したのである。冠動脈石灰化は早期死亡の原因にもなる疾患である。また性別に関係なく、カップルの片方だけが相手からのサポートが充分でないと感じている場合は、双方の冠動脈石灰化の程度が著しく低くなることも明らかとなった。2014.2.13 ロケットニュース24
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