米コロンビア大学の心理学者アン・フェルナルド氏によると、この言語発達の差は生後18カ月ごろから現れ始めるという。富裕層の子どもはより多くの言葉を理解し、さらには文脈の中で新しい言葉を理解することもできる。これは、親子間の会話量や、親のボキャブラリーからくる結果らしい。この研究結果を踏まえ、フェルナルド氏は子育てする人に対して「まずは子どもにたくさん話しかけて」とアドバイスする。その際はいわゆる赤ちゃん・幼児言葉ではなく、バリエーションをもたせながらきちんとした文章で話しかけることが、子どもの言語の発達に効果的なのだという。一方、貧困層には英語を第一言語としない移民が多く含まれるが、この点に関して専門家は「もし親が英語堪能でない場合、子どもが就学するまでは母国語にフォーカスした方がいいだろう。間違いだらけの英語では、子どもをミスリードしてしまう」と話している。2014.2.21 IRORIO
参考リンク Richer Kids Get Language Advantage As Parents Shower Them With Thousands More Words – Medical Daily
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