ハンガリー科学アカデミーの研究チームは、MRI装置(磁気共鳴画像装置)内で動かないよう11匹の犬を訓練し、約200種類の音を聞かせ、脳の神経画像を撮影。同様の実験で撮影した人間の神経画像と比較した。その結果、泣き声などの感情的な音に対して犬が人間と同じように処理していることが分かった。エトゥベシュ・ロラーンド大学(ELTE)のアッティラ・アンディクス氏は、人間と非霊長類の脳の機能を比較した初の研究だとし、「犬と人間が似たような社会環境を共有していることは長い間知られていることだが、われわれの研究結果により、社会的な情報を処理する脳のメカニズムも似ていることが判明した」と語った。2014.02.24 REUTERS
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