感情変容のコンパスと地図ー心理療法の新たなケースフォーミュレーションのかたちー
心理療法統合を考える会では、エモーション・フォーカスト・ セラピー(EFT)発展に貢献されてきた米国・ アーガシー大学教授のロンダ・ゴールドマン先生(Rhonda N. Goldman)をお迎えし、 ケースフォーミュレーションに関する講演会を開催いたします。
ケースフォーミュレーションはクライエントの問題や背景を包括的に捉えて、心理療法の介入プランを立てるための重要な作業です。EFTではそれに加えて、面接の局面ごとのクライエントの状態を継続的に見極める「プロセス診断」の考え方を取り入れており、変容・ プロセス指向の新しいケースフォーミュレーションのかたちを示しています。
ロンダ・ゴールドマン先生は、2014年に『Case Formulation in Emotion-Focused Therapy: Co-Creating Clinical Maps for Change(アメリカ心理学会出版)』を出版、 EFTおよび感情変容に新たな地平を切り開かれました。またEFTカップル療法の第一人者でもあり、EFT開発者のレスリー・ グリーンバーグ先生との共著も多くあります。
今回、日本の統合的心理療法を牽引されてきた平木典子先生・ 藤田博康先生もお迎えし、講演会の参加者から提供されたセッション動画を視聴。統合的な視点からケースフォーミュレーションについて討論していただく予定です 。
マスターセラピストたちによるケースフォーミュレーションをライ ブで体験できる大変貴重な機会です。感情、 心理療法統合に関心をお持ちの皆さま、 ケースフォーミュレーションについて学びたい皆さま、 ぜひ、お誘いあわせの上、足をお運びください。
↓詳細&お申込はこちらから↓
http://www.kokuchpro.com/event/sepijapan/
━━<開催要項>━━━━━━━━━━━━━━━━
■日時:
2017年 5月7日(日)10時~17時(懇親会18時〜予定)
■会場:
お茶の水女子大学 (丸の内線 茗荷谷駅徒歩7分)
■プログラム
(第一部)10:00 〜 12:00:基調講演「EFTにおけるケースフォーミュレーション」
•講演者:ロンダ・ゴールドマン先生(米国・アーガシー大学)
•コーディネーター:岩壁茂先生(お茶の水女子大学)
(第二部)13:30 〜 17:00: 事例視聴、ライブケースフォーミュレーション、討論
•発表者:参加者の方より募集 ※ビデオあり
•シンポジスト:ロンダ・ゴールドマン先生、藤田博康先生(山梨大学)、平木典子先生(IPI 統合的心理療法研究所 顧問)
•コーディネーター:福島哲夫先生(大妻女子大学)
■参加費:
通常12,000円→★早割:3月末まで★10,000円、(懇親会費)5,000円
■定員:150名
■参加条件:
臨床心理士(資格取得見込み含む)、 認定カウンセラー、精神科医、心療内科医、 臨床心理学を専攻する大学院生
※臨床心理士の継続研修ポイント申請予定
■詳細&お申込ページ:
http://www.kokuchpro.com/event/sepijapan/
■お問合せ先:
「心理療法統合を考える会」事務局
sepijapan@yahoo.co.jp