「箱庭療法」という言葉は、多くの方にとって耳にしたり、目にしたりしたことがあるかと思います。箱庭療法は、1950年代にスイスの心理療法家D.カルフが創始し、1965年に河合隼雄氏により日本に紹介されたアートセラピーです。ユング心理学を基にした技法ですが、日本では、ユング派ではない方にも、広範囲に使われてきました。
毎回好評の箱庭療法One Dayワークショップです。従来の箱庭療法ワークショップでは、作品を作って後には、ひかえめに感想を語る程度にとどめるのがよいとされ、物足りなさもありました。しかし、この箱庭療法ワークショップは、講師・草柳和之氏が開発したアプローチにより、作品表現を基にした丁寧で洗練された対話を重ねたり、時にワークを行うことによって、内的プロセスを促進し、素晴らしく心揺さぶる体験に発展していきます。
このアプローチは、草柳氏が1990年代中頃から、クライエントが作品を作った後、箱庭をいかに自然な流れで効果的に用いるか、という観点から臨床経験を通じて工夫を重ね、理論化・体系化したものです。近年、《マインドフルネス箱庭療法》と改めて命名され、NLP・ゲシュタルト療法・サイコドラマ・今日注目されているマインドフルネス、などの要素を統合したメソッドです。これは、かつて(社)日本産業カウンセラー協会、他による主催の研修会でトレーニングも実施してきました。
このワークショップに参加した方は、箱庭療法のダイナミックで豊かな可能性に、きっと魅了されることでしょう。
関心のある方のご参加を、お待ちしています。
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【日時】
2020年10月17日(土)10:00~17:00 (終了後,懇親会を行います.)
【参加費】
予約7,700円(当日=8,800円)
【定員】
20名(先着順)
【会場】
新宿区内研修施設(JR高田馬場駅徒歩数分)→会場はご参加の方に個別にお伝えいたします。
【講師】
草柳 和之(大東文化大学非常勤講師/日本カウンセリング学会認定カウンセラー)
【アシスタント】
檀野 竹美(2級キャリアコンサルティング技能士/産業カウンセラー/ゲシュタルト・アソシエイツ・ジャパン所属)
【主催】
メンタルサービスセンター:〒176-8799 練馬郵便局留/Tel.03-3993-6147、070-5016-1871 http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
※電話でご連絡ののち、参加費の振り込みをお願いします。 振込先 [みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之]
【備考】
納入された受講費は,主催者の都合による不催行の場合を除き,返却しかねますことをご了承下さい.
【講師紹介】
●草柳 和之
▲メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 大東文化大学非常勤講師.日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.長年のDV問題を中心にした先駆的取り組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞した.
▲長年、箱庭療法では、(社)日本産業カウンセラー協会を中心に研修やワークショップを担当し、好評を得てきた。近年は虐待・DVの分野の臨床に力を尽くし、特にDV加害者更生プログラムの領域では、日本の第一人者である。その活動は、TV・新聞・雑誌等のマスコミを通じて広く紹介される。著書『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店)、共著 『標準 音楽療法入門 下』 (春秋社)、『平和を創る心理学』(ナカニシヤ出版)、他多数.
▲アマチュアながらピアニスト・作詞家の顔も持つ、異色の心理臨床家でもある.世界的に活躍する作曲家・野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を作曲依頼し、音楽によるDV防止キャンペーンを展開している。平和のための音楽会・ライブハウスのランチタイムコンサート・学会のミニコンサート・DV問題のシンポジウムなど、幅広い機会でピアノ演奏を行い,《社会の平和は家庭から》を訴えてきた.
資格:日本カウンセリング学会・認定カウンセラー.NLPマスター・プラクティショナー.
【セミナータイトル】 【認知行…