日本版Vineland-Ⅱ適応行動尺度は、世界的に最もよくつかわれている適応行動の標準化された尺度である、Vineland-Ⅱ適応行動尺度の日本版です。障害のある人の評価において、どういう障害をどのくらい持っているかという視点ではなく、今どこまで何ができているのかを把握するための尺度です。実際の支援の場合、障害の程度よりも、今どこまで何ができているのかを把握することが支援のスタートとなりますので、支援において最も重要な尺度の1つであるのは間違いないでしょう。厚生労働省も、最近の障害児支援関連の検討会では明確に、支援者が把握すべき内容として位置づけています。
令和2年度診療報酬改定で保険収載(280点)されておりますので、今後、必須の検査項目となるでしょう。
今回、日本版の著者たちによるVineland-Ⅱ適応行動尺度セミナー(実施方法編)を行います。全2回の勉強会で、今回は尺度の聴取方法と採点方法の基本の話をします。今後の尺度活用のマニュアル的なものを作成することを目的に、日本版の監修者の辻井正次が主宰して勉強会をします。
参加対象;医療、心理、福祉、教育、保健分野の臨床家・実践家・研究者(当事者や保護者は対象ではありません)。及び、Wifi環境が整った状況でPC等でオンライン会議にご参加できる準備ができている方。
開催日時;2021年04月03日(土) 10:00~12:00
開催場所;オンライン会議システムを使って実施しますので、ご自宅等でご参加いただけます。
定員;40名
参加費;一般: 6,000円 賛助会員: 5,000円
【セミナータイトル】 【認知行…