オンラインセミナー「教育・福祉分野における被虐待児への対応とセラピー」
■概要
児童虐待の相談対応件数は過去最多を更新し続け、児童虐待事件も途絶えることはなく、どの学校や教育機関でもリスクを抱えているといってよいのではないでしょうか。
そこで、公立学校のスクールカウンセラー(SC)が対応した複数事例を解説しながら対応のあり方を検討します。また、虐待が疑われる子どもの保護者との心理面接の実際に触れながら、母子並行面接に発展した事例についても触れます。
つぎに、学校に通学していた子どもが児童相談所に一時保護され、児童福祉施設へ入所するケースも増えてきていることから、心のケアのニーズが高まり心理職の配置も進んでいます。そこで、被虐待児特有の反応について解説しながら、児童養護施設での被虐待児のセラピーを通した複数事例を紹介します。また、児童相談所の児童心理司との連携の取り方や多職種連携の実際、コロナ禍による影響についても触れる予定です。
初級者から中級者レベル(経験1~10年程度)を対象とし、実践的でわかりやすい説明を心がけます。なお、提示する事例はフィクション化していることをお断りしておきます。
■講師
菅野恵 先生(和光大学教授、博士(心理学)、臨床心理士、公認心理師)
■日時
2021年8月15日(日)13:00~16:00
■オンライン開催
Zoomをもちいたオンラインセミナーとなります。必要なものはパソコンもしくはスマートフォン、タブレット等です。スマートフォンとタブレットの場合にはあらかじめアプリをインストールしておく必要があります。ダウンロードは以下のアドレスから可能です。
参加方法は非常に簡単で、事前にこちらから送るURLアドレスをクリックすれば、セミナーに入室することができます。
https://zoom.us/download
■アーカイブ視聴
セミナーの様子は録画します。回線状況などで部分的にセミナーを見ることができなかった方や、ご都合でお休みされた方は後日にアーカイブで視聴することができます。アーカイブを視聴できる人はセミナーに参加申し込みされた方に限ります。
視聴方法はセミナーに申し込みされた方に、セミナー終了後に案内いたします。
■参加費
4,500円
・振り込み後のキャンセルは可能です。参加費の返金に応じます。
・システムの問題、急用、体調不良で当日十分に視聴できない時には返金します。
■参加資格
臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。
■問い合わせ・申し込み
参加希望者は以下の申し込みフォームから必要事項を記入して送信してください。
https://s-office-k.com/professional/seminar/contact
■臨床心理士更新ポイント
臨床心理士の更新のためのポイントについてはセミナーの時間が短く、要件を満たしていないため、申請できません。
■申し込み期日
2021年8月12日(木)まで。
■主催
心理オフィスK( https://s-office-k.com )