家族療法入門講座(知識編)
主催:一般社団法人国際心理支援協会
[講座概要] 家族療法は、単なる複数人の家族成員との合同面接ではなく、システム論や社会構成主義、コミュニケーション理論などに基づく「コミュニケーションの相互作用」にフォーカスしたアプローチです。公認心理師の業務として「関係者への面接」も含まれることが、公認心理師法に明記されています。元来、心理療法では1対1の形式が主流であったため、あまり親子や家族、夫婦など複数人の面接は想定されておらず、トレーニングも限定されていました。ですが、実際の生活場面・社会場面を考えると、ひとの心や精神症状は独立して存在するものではなく、人間関係が必ず関わっています。家族療法では、そういった家族や夫婦などを代表とした人間関係のコミュニケーションに変化を起こすことで、結果的にひとの心や精神症状、問題(とされていること)にも変化を起こすことを目指します。
家族療法の考え方やスキルは、決して家族面接にとどまらず、通常の個人面接での多面的な視点につながることでしょう。 [実施概要] ※入門講座では、事前に収録した動画を配信します。配信の途中に質疑応答セッションの時間を設けます。
※当日視聴が難しい方は、後日動画視聴も可能ですが、臨床心理士ポイントは付きません。また、その講座での質疑応答セッションはございません。
【日程】
日時:2021年10月9日(土)開場9:30、10:00~16:00*昼休み1時間、適宜休憩あり。
場所:オンライン(ZOOM使用)
受講料:9,500円(税込)
受講要件:公認心理師、臨床心理士、医師、その他対人援助職(公認心理師試験受験資格を取得予定の方を含む)、心理その他対人援助職になるための大学院生。
定員:495名
講師:浅井伸彦(国際心理支援協会)
備考:臨床心理士ポイント申請予定
参考書籍:「はじめての家族療法~クライエントとその関係者を支援するすべての人へ~」北大路書房
※講義で用いますが、お持ちでなくてもご参加いただけます。
お申込みは以下のURLから
https://ws.formzu.net/fgen/S73968557/