Categories: 研修会

【オンライン】『おとなの自閉スペクトラム――メンタルヘルスケアガイド』

『おとなの自閉スペクトラム――メンタルヘルスケアガイド』刊行記念・トークイベント

■テーマ
「おとなになった自閉スペクトラム、社会に生きる」

■出演者
本田秀夫(信州大学)
大島郁葉(千葉大学)

■イベント概要
「ピュアなAS特性を知ること」「日々生きる社会との軋轢(コンフリクト)を知ること」――この二大テーマをめぐる、監修者・本田秀夫氏(精神科医)と編者・大島郁葉氏(臨床心理士)によるダイアローグ!

自閉スペクトラム症(ASD)の早期診断・治療の重要性は、臨床現場において以前より周知されつつある。その一方で、うつや不安やパニックなど二次障害のことで治療を受けるようになる人、おとなになってからASDと診断される人、そしてケアされないまま日々暮らしている人たちもいる。この違いはどこからどのように生まれるのか?

まずは「自閉スペクトラム症(ASD)」と「自閉スペクトラム(AS)」を、“つながってはいるけれど違いがあるもの”と考えることから始めよう――

個人のパーソナリティ、家族・友人・学校・会社など暮らしや環境、スティグマ(差別・偏見)やカモフラージュ(障害や特性を悟られないようにする適応術)によって、AS特性は多彩な表情を見せる。それは同時に、社会を生きていくなかで「ピュアなAS特性」が見えにくくなることも意味している……このさまざまな表情を見せるAS特性を、いったいどう考えていけばいいのか?

そのヒントは、「ニューロダイバーシティ(神経多様性)」と「ニューロトライブ(神経種族)」という概念にある――

『おとなの自閉スペクトラム』刊行記念トークでは、本田氏と大島氏による対話から、未だ十分には知られていない「自閉スペクトラム(AS)」のこと、それも成人になって診断/ケアされた「おとなのAS」のこと、そして日々生きるなかでの軋轢(コンフリクト)とそれにともなうAS特性の変容のことを、もっとよく知るためのヒントを探っていく。

■お申し込みはこちらから
https://peatix.com/event/3388024/view

■視聴時間
1時間30分

■視聴方法
ライブ配信+アーカイブ配信

■配信期間
ライブ配信:11月25日(金)19:30~21:00
アーカイブ配信:11月26日(土)10:00~2023年1月31日(火)18:00まで

■定員:なし

■チケット
視聴のみ:2,000円[消費税込]
視聴+『おとなの自閉スペクトラム』購入:4,800円[消費税込]

チケット購入期限:2023年1月24日(火)まで
※ATM・コンビニ払いの場合、2023年1月23日(月)まで

※トークセッション内容は『おとなの自閉スペクトラム』に基づいており、事前にお持ちいただきご視聴いただくことを推奨いたしますが、必須ではございません。
※視聴+書籍をお申し込みの方には,ご入金確認後,ご指定の宛先に書籍を郵送いたします。
刊行は10月下旬となります。刊行次第順次発送いたします。

■参加方法
Peatixのイベント視聴ページ内よりvimeoをご覧頂けます。
視聴方法は、Peatixヘルプページの「オンラインイベントに参加する」(下記URL)をご参照下さい。
URL:https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001934587

■登録メールアドレスについて
一部携帯電話ドメイン(ezweb、docomo、softbank等)のアドレスでご登録の場合、peatixからのメールが届かないなどの事象が報告されています。迷惑メール設定などを変更して、Peatixからのメール(noreply@peatix.com)が届くよう設定をお願いします。

■キャンセルについて
お申込み後のキャンセル、返金についてはお受けいたしかねますのでご了承ください。

■講師紹介
本田秀夫
信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授・同附属病院子どものこころ診療部部長。特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事。精神科医、医学博士。日本自閉症スペクトラム学会会長、日本児童青年精神医学会理事、日本自閉症協会理事。
主著:『子どもから大人への発達精神医学』(金剛出版)、『自閉スペクトラム症の理解と支援――子どもから大人までの発達障害の臨床経験から』(星和書店)、『あなたの隣の発達障害』(小学館)、『自閉症スペクトラム』『発達障害――生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』『子どもの発達障害』(いずれもSB新書)ほか。

大島郁葉
千葉大学子どものこころの発達教育研究センター教授。臨床心理士・公認心理師。日本認知・行動療法学会 理事・常任編集委員・ダイバーシティ推進委員会副委員長。
主著:『ASDに気づいてケアするCBT――ACAT実践ガイド』(共著)、『事例でわかる思春期・おとなの自閉スペクトラム症――当事者・家族の自己理解ガイド』(共著)、『認知行動療法を提供する――クライアントとともに歩む実践家のためのガイドブック』(共著)、『認知行動療法を身につける――グループとセルフヘルプのためのCBTトレーニングブック』(共著)(いずれも金剛出版)ほか。

■主催
株式会社金剛出版

編集部