心のことで悩み,苦しむクライエントの方をどのようにすれば援助できるか…。
私たちは皆,日頃からより良い臨床実践を行うために,あれこれと思いを巡らせながら仕事をしていることと思います。
しかしながら,専門書を読もうにも難解な言葉の前に本を閉じたくなり,研修会に出ても自分に出来るだろうかと逆に不安になってしまったり,といったことはないでしょうか?
当研究会では,コロナ禍以前よりポスト・フロイト派精神分析家※の青木滋昌先生を講師にお呼びし定期的にセミナーを開催してきました。青木先生はニューヨークにあるNPAPという精神分析研究所にて精神分析家の資格を取得された後,名古屋で約30年にも渡り開業臨床を行っているベテラン臨床家です。
回数を重ねるにつれ,立教関係者(院生,修了生)だけでなく毎回60名前後の参加者の方々に幅広くご参加いただいております。
※ポストフロイト派では,欲動論,自我心理学,対象関係論,自己心理学といった精神分析理論を統合的に用いて臨床実践を行うため,マルチ・モデル・フロイディアン(Multi-Model Freudian)とも呼ばれています。臨床実践では,治療者の逆転移の臨床的利用と患者との情緒的相互交流・コミュニケーションを重視します。
参加者の皆様からは,「精神分析は冷たいというイメージが変わった」「情緒的に温かい精神分析を初めて知れた」「ケースに即して具体的なやり取りを教えてもらえるので明日からの臨床実践を頑張ろうと思える」との感想を毎回いただいています。
コロナ禍で2年ほど中断していましたが,今回,十分なスペースが確保できる大会議室を予約し,感染症対策を徹底した上で再開することとなりました。再会後初のセミナーは,事例を中心に精神分析の理論を現場で活かす方法についてじっくり学ぶことを目的に企画しました。
当日は2つの事例をもとに,ライブ・スーパービジョン形式※で理論と臨床をつなぐ具体的な方法をお伝えします。
明日からの臨床実践を頑張ろうと思っていただける機会になれば幸いです。
※発表者が講師よりライブでスーバービジョンを受ける場に参加者も参加して学ぶ形式。
■日程
2022年12月18日(日)10:00-17:00(受付開始9:30)
ライブ・スーパービジョン(前半/後半:2ケース 発表者を募集します)
※対面で行うため,感染者数の状況によっては延期または中止となることがあります。
■講師
青木 滋昌 先生
ポスト・フロイト派精神分析家 臨床心理学博士
NPAP精神分析研究所(ニューヨーク)メンバー・訓練分析家
名古屋精神分析研究所所長 名古屋精神分析協会会長
著書:『精神分析治療で本当に大切なことーポスト・フロイト派の臨床実践から』
※著者割引2,300円(税込)で当日販売致します(セミナーお申込時に予約可)
■会場
昭和女子大学 学園本部館3F大会議室 対面のみ定員100名
※東急田園都市線「三軒茶屋」駅より徒歩7分
■セミナー会費
5,000円(学生3,000円※申込時学割コード:RCP2022を入力)
電子チケットサービスPeatixによる事前決済(コンビニ決済※別途手数料,またはクレジットカード,PayPal決済)
■参加資格
臨床心理士(取得予定含),公認心理師(取得予定含※臨床心理学系大学卒,大学院修了生のみ),臨床心理学系大学院生
※日本臨床心理士資格認定協会の研修[ワークショップ]ポイント申請 (2P)予定。
■お申込み方法
12/10(土)まで本ページよりお申し込みください。
■キャンセルポリシー
12/10(土)までのキャンセルは,クレジットカード,PayPal決済は全額返金(支払日から50日未満の場合。それ以上は手数料が発生します),コンビニ/ATM決済は手数料等を引いた額を後日ご返金致します。期日以降のキャンセル,無断キャンセルは返金致しかねます(感染等のやむを得ない理由は除きます)。
■お問い合わせ・キャンセル連絡先
立教心理臨床研究会事務局※
申込ページ内にある「主催者へ連絡」からお問い合わせください。
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001822272
※立教大学大学院現代心理学研究科臨床心理学専攻の修了生を中心とした自主研究会です。大学,大学院組織と直接の関係はありません。
■チケットシステム(Peatix:ピーティックス)に関するお問い合わせ
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/tickets/new
営業時間: 平日10:00 ~ 18:00 (土日祝日、年末年始、GWを除く)
【セミナータイトル】 【認知行…
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