2023年度「スクールカウンセラー・ワークディスカッション」のご案内
スクールカウンセラー・ワークディスカッションは、学校現場で悪戦苦闘するSCが心を使った臨床を行なっていくためのグループです。
現在の2022年度のグループは全国各地から参加いただいたメンバーということもあり、それぞれの地域による違いということもディスカッションされることがありますが、それでもやはり学校という場が持つ共通の課題があり、学校という場で心の専門家としていかにSCが機能していくかということは大切なテーマになっていることを実感します。
前半30分で指定文献についてのフリーディスカッション、後半90分で参加者が提示する臨床素材についてのワークディスカッションを行います。
2023年度に取り上げる文献は、ウィッテンバーグ編『学校現場に生かす精神分析』(岩崎学術出版社)を読んでいきます。
自分が仕事をしている現場で何気なく経験している様々な関係性と、そこで生じている集団の力動について理解していくために役立つ視座が得られるはずです。
何をどう見るのか?どんなところにどんなふうに注意を向けるのか?そういった自分の心の専門家としての視点を得ることでいつもの現場や人間関係が違ってみえるかもしれません。
臨床素材のワークディスカッションでは、毎回、参加者が関わっている困難ケースについて、グループメンバーそれぞれが自分の心を使って感じ考え、言葉にし、皆でその理解を共有していきます。
心理療法そのものが難しい学校現場で、心理療法的な視点を持つことで私たちにできることが実はたくさんあるのだということを皆で考え、日々の自分たちの実践に生かしていくことを目指します。
心理士のひとり職場で奮闘しているSCの皆さん、是非ご一緒に学びましょう!
■募集内容・スケジュール
■対象:スクールカウンセラー
※精神分析的な観点を生かした学校臨床に関心がある方
■定員:10名
■日程:2023年4月より、第2水曜日[全10回]
■時間:19時30分~21時30分
■料金:全10回35,000円(1回3,500円)※分割払い可
■開催方法:Zoomによるオンライン開催
■内容:【前半30分】指定文献についてのフリーディスカッション
【後半90分】臨床素材のワークディスカッション
■申込方法・支払方法
以下のURLより、お申込みください。
https://forms.gle/cqttN7xBwSnS49Mt9
■グループリーダーの紹介
小笠原 貴史(おがさはら たかふみ)
臨床心理士、公認心理師、サポチル認定子どもの精神分析的心理療法士。
現在、こうぬま心理相談室/新宿こどもとかぞくのこころの相談室
共編著『子どもの精神分析的セラピストになること』金剛出版。
■お問い合わせ:info@kodomo-kazoku-kokoro.com
新宿こどもとかぞくのこころの相談室
https://www.kodomo-kazoku-kokoro.com
■募集案内PDF:
https://drive.google.com/file/d/1yKZeNsqFtk5764auMS9yoMd0yBqHHz4p/view?usp=sharing