研究助成編

研究をおこなうためにはお金がかかります。実験機器や質問紙の購入、協力者への謝礼、学会発表の旅費など様々な経費がかかります。日本の学術研究の中心は日本学術振興会がおこなう「科学研究費助成事業(科研費)」です。科研費は毎年9月の公募で、所属する機関が説明会、申請応募などを取りまとめます。その他にも財団法人や学会が助成する事業などもあります。これらは競争的研究資金と言われ、特定にテーマに対する応募の中から選考(競争)されます。どの研究費も申請用紙の提出が必須であり、事前にテーマや研究計画をまとめておくことが大切です。またこれらの研究費の管理は所属する大学がおこなうため、学内選考や学内申請、研究者登録などが必要なため締め切り直前に慌てて準備しても失敗することが多いため、計画的に応募するようにしましょう。科研費などは採用率が応募の約3割であったり、テーマによっては採用率が高い場合がありますので、様々な人にコツを聞いたり、説明会に出席したり積極的な情報収集に努めましょう。また研究費を取得した場合は、研究終了時には「成果報告」の提出を求められることが多いので、応募から研究遂行、成果まで計画的・実行可能な申請を心がけましょう。下記には心理学系で応募可能な研究費の一覧です。

日本学術振興会 科学研究費助成事業(科研費)
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/

日本心理学会 助成・公募等のご案内 ☆一覧
http://www.psych.or.jp/offer/

明治安田こころの健康財団
http://www.my-kokoro.jp/assist/

三井住友信託銀行 募集案内一覧(奨学金・研究助成金等) ☆一覧
http://www.smtb.jp/personal/entrustment/management/public/example/list.html

公益財団法人 上廣倫理財団
http://www.rinri.or.jp/research_support06.html

笹川科学研究助成
http://www.jss.or.jp/ikusei/sasakawa/

全労災協会 公募委託調査研究
http://www.zenrosaikyokai.or.jp/thinktank/research/invite/

内藤記念科学振興財団
https://www.naito-f.or.jp/jp/joseikn/jo_index.php?data=about

小林フェローシップ募集要項
http://www.fujixerox.co.jp/company/social/next/foundation/fellow.html

パブリックヘルスリサーチセンター リサーチセンターパブリックヘルス科学研究助成金http://www.phrf.jp/josei/oubo.html

たばこ総合研究センター 嗜好品研究等に対する助成事業
http://www.tasc.or.jp/assist/index.html

公益財団法人 中山隼雄科学技術文化財団
http://www.nakayama-zaidan.or.jp/activity.html

住友生命 女性研究者への支援
http://www.sumitomolife.co.jp/about/csr/community/child/women/index.html

博報財団 児童教育実践についての研究助成
http://www.hakuhodo.co.jp/foundation/subsidy/index.html

リバネス研究費
http://rceer.com/grant/now/about/

サントリー文化財団
http://www.suntory.co.jp/sfnd/research/

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
http://www.amed.go.jp/

博報財団(児童教育実践についての研究助成)
http://www.hakuhofoundation.or.jp/download/tabid/179/Default.aspx

 

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