「読み書き障害児」の脳活動の異常を発見:国立精研

「読み書き障害児」の脳活動の異常を発見~発達性読み書き障害(ディスレクシア)の神経学的な病態を解明~

独立行政法人 国立精神・神経医療研究センターの研究グループは、学習障害の中核を占める「発達性読み書き障害(ディスレクシア)」において大脳の2つの領域に異常があることを、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)等を用いる研究によって発見し、英国の科学研究誌「BRAIN(ブレイン)」に発表した。

この研究成果はディスレクシアにおける神経学的病態を明らかにするもので、文字の読み書きが難しいという障害が、本人の努力不足や環境によって引き起こされるという偏見や誤解を解消することにつながる社会的意義の高い研究成果である。
この研究結果は、Oxford University Pressが発行する英国科学誌『BRAIN』オンライン版(http://brain.oxfordjournals.org)でも公開中。

2013.09.19 国立精神・神経医療研究センター


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