10月29日(ブルームバーグ):スチュアート・アダムズ氏(43)はここ1年、週2回絶食してきた。体重も15ポンド(約6.8キロ)減ったが、絶食の本当の目的は統合失調症やアルツハイマー病といった脳の病気にかかるのを避けることだ。認知症からがんまで肥満に関連したさまざまな疾患の予防法が求められる中で、週2日以上の絶食が注目を集めつつある。米国立老化研究所(NIA)によるマウスを使った実験の有望な結果を基に、絶食がアルツハイマー病の予防に役立つ可能性について初めてとなる人間を対象とした研究が計画されている。絶食による病気の予防効果についてはアルツハイマー病以外の分野でも研究が進んでいる。この研究はジョンズ・ホプキンス大学のマーク・マットソン教授(神経科学)が率いたもので、同教授は週2回の絶食を2カ月続けた場合の人間の脳の機能とアルツハイマー病の初期の兆しに対する影響を調べる新プロジェクトを計画している。2013.10.29 bloomberg.co.jp
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