これまで長い間、運動と脳の発達については関連があることは知られていましたが、詳しい事は分かっていませんでした。しかし最近、やっとその関係が分かったそうなのです。運動をする事によって、脳の中のいろいろな種類のタンパク質を作る機能が刺激され、それによって、新しい神経細胞が作られる事がわかりました。また、すでに存在している脳細胞を守る作用もあるそうです。新しく作られる神経細胞は、特に記憶や学ぶ事に使う部分の脳に関連しており、それは年齢に関係なく、どんどん発達するのです。この発見により、ハーバードのメディカルスクールでは新しい種類の薬を作り出そうと研究を重ねています。運動によってまず刺激される種類のタンパク質がわかったので、そのタンパク質を薬にして摂取すれば、初期のアルツハイマーやパーキンソン病に効く可能性があると、Dr.ブルース・スピーゲルマンは意気込んでいます。2013.10.31 マイナビウーマン
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