被災児童や保護者の電話相談開設「セーフティネット」臨床心理士らが対応

東日本大震災から約2年8カ月。街の復興は徐々に進んでいるが、被災者の心の傷が癒えるにはまだ時間がかかる。社長を務めるメンタルヘルスサービス会社「セーフティネット」(東京)は昨年10月、被災した児童・生徒、保護者らの悩みを聞く電話「震災 こころの相談」を開設。月に200~600件の相談が寄せられる。「今後の生活に関する考え方をめぐる夫婦のすれ違い、仮設住宅を出られた人への嫉妬、転校先で孤立する子供…。震災を原因とする悩みは、より広く、深く、複雑化している」相談は児童・生徒や保護者、教職員などの心のケアを目的とした文部科学省の事業の一環で、無料で利用できる。経験豊富な臨床心理士や産業カウンセラー約20人が24時間体制で相談を受ける。2013.11.3  msn


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