ホーエンハイム大学のLioba Werthさんと、シュトゥットガルト大学のAnna Steidleさんは「暗闇は抑制から解放してくれ、創造性を促進します」と、薄暗い環境について 『Journal of Environmental Psychology』で報告しています。「自由さや自己決定感を引き出し、抑制をさせず、すべてが革新的な思考につながります」
実験では、天井から明るさの異なる照明器具をぶら下げ、机を照らした部屋を用意。明るさは薄暗い明かり(150ルクス)、オフィスとして推奨される明かり(500ルクス)、さらに明るい光(1500ルクス)の3パターン。それぞれの部屋で被験者に洞察力や創造力に関する問題を解いてもらった結果、明るい部屋に比べ、薄暗い部屋の方が正確かつたくさんの解答ができました。また被験者は、まぶしい部屋に比べて、抑圧された感覚が少なかったそうです。500ルクスと1500ルクスの部屋では、それほど違いは見られなかったとのこと。夜型の人にとっては、新しい武器(という名の「言い分」)となるかもしれませんね。2013.11.2 lifehacker
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