視線を合わせないという自閉症の特徴は赤ちゃんの時期から見られることが判明

エモリー大学のウォーレン・ジョーンズ博士とマーカス自閉症センター所長のアミ・クリン博士は、自閉症を発症する子どもは、生後2ヶ月から6ヶ月の間に、徐々に人の目に注意を向けなくなることを発見し、自閉症の兆候が比較的早い段階で現れるという結果をまとめた研究論文をネイチャー誌に掲載した。研究チームは、人の視線をモニターする視線追跡技術を用いて、生後2ヶ月から2歳までの110人の赤ちゃんを長期的に調査。実験では、赤ちゃんに保育士を演じるフレンドリーな女性のビデオを見せ、赤ちゃんが女性の目・口・身体またはおもちゃなど他の物など何に視線を向けているのかが10度にわたって調べられた。その後、赤ちゃんが3歳になった時点で自閉症かどうかの診断を行い、最終的に、自閉症を発症したと診断された11人を含む男の子36人の視線追跡データから、「視線を人の目に向けないという自閉症の特徴が、生後2ヶ月から6ヶ月のうちに生じること」を突き止めました。2013.11.11 Gigazine


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