日本睡眠学会認定専門医の梶村尚史先生によると、「睡眠は体の免疫細胞とも深く関係しているため、質のいい眠りを得ることは、体の免疫力アップにもつながります」とのこと。近年の研究では、睡眠不足は免疫や遺伝子にマイナスの影響を与え、心臓疾患や認知障害、肥満までひき起こす可能性があることが確認されている。たとえば7~9時間睡眠の人に比べ、6時間睡眠では23%、5時間睡眠では50%、4時間睡眠では73%も肥満になるリスクがアップする。「睡眠不足(4時間ほどの睡眠)を2日以上続けると、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減り、逆に食欲を増進するホルモン(グレリン)が増えて太りやすい体になります。ダイエットを意識するなら、しっかりと寝るべき」と梶村先生は指摘している。2013.11.11 ガジェット通信
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