米カリフォルニア州サンフランシスコを拠点に活動している写真家のティモシー・アーチボルド(46)は、自閉症スペクトラム障害である息子の心の中を知るために、息子、エリヤが5歳となったその日から3年間、彼の日頃の行動、儀式的に行っていることなどを撮影しつづけた。 自閉症スペクトラム障害を持つ人は、自分の体が宇宙を飛び回っているように感じている場合があるという。エリヤは自らにファインダーを通した父親の目が向けられていることを知り、それに興味を持ち始め、撮影に積極的に協力しはじめた。これらの写真は「Echolilia/Sometimes I Wonder(エコリリア・時々想う)」というタイトルで写真集となった。
父親であるティモシーは、この写真集を公表することで、しばしば誤解されがちである「自閉症スペクトラム障害」に対する認知を深めたいという思いを持っている。また、この写真集を見た人のレスポンスを求めている。 写真の中でエリアが服を着ていないものがいくつかあるが、患者の多くは服が自分を傷つけるものとして不快に思っており、裸を好むという。2013.11.17 カラパイア
参照: Echolilia, Father and His Autistic Son Collaborate in Photo Project on Life with Autism
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