米国立薬物乱用研究所による調査で、大麻使用者の9パーセントが依存傾向にあることが分かり、大麻を吸い始める年代が早かった人ほど、その傾向が強くなることが判明した。しかし大麻への依存は、薬効が切れても手の震えや嘔吐などの禁断症状が出ない「精神的依存」と呼ばれるものだ。また、他の薬物使用による依存の割合は、アルコールが15%、ヘロイン23%、ニコチン32%との結果が出ており、これらの数字に比べると大麻は9%とごく少ない。禁断症状に関しては、常用者が大麻をやめた場合、睡眠障害、不安やイライラを感じるなどの症状が時おり見られたが、麻薬の離脱症状とは比べ物にならないうえ、大麻の過剰摂取による死亡も報告されていない。海外の一部地域では癌(がん)やエイズの治療にも取り入れられ、合法的に使用されている大麻。様々な病状に効果があることが証明されてはいるが、日本では違法薬物であることを忘れてはいけない。2013.11.18 Rocketnews24
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