社会学者の山田昌弘氏によると、ひきこもりの男女比は、男性7:女性3程度なのだという。“ひきこもり”とは、競争とは無縁の安全な居場所を求める行為とのこと。“格差社会”などと言われて久しいですが、勉強や仕事といった熾烈な競争に敗れて、そのストレスに耐えきれなくなった者が、ひきこもってしまうという。ラットを用いた実験では、オスのほうがメスよりも、ストレスに対する感受性が高いことがわかっている。天井のない箱にラットを閉じ込めると、メスは箱の中央まで探検に出かけることがあるが、オスは箱の隅にうずくまって、まさしく“ひきこもり”状態になってしまうという。2011.09.07 Menjoy
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