心理学者のマーク・スナイダー氏らが、セルフモニタリングとデート相手の選択に関する実験をしています。それは、事前の調査でセルフモニタリングの高い男性と低い男性を選抜し、それぞれにデートに関する実験のパートナーとして、外見は魅力的だけれども性格があまり良くない女性、外見は魅力的ではないけれども性格が良い女性、の二人から一人を選ぶという内容でした。実験の結果、セルフモニタリングの高い男性の69パーセントが外見が魅力的な女性を選択し、セルフモニタリングの低い男性の81パーセントは性格がよい女性を選択することがわかりました。もちろん、セルフモニタリングだけがデート相手の選択に影響するわけではなく、また単純に顔か性格かという二者択一で相手を選んでいるわけではありません。ですが、顔か性格かと問われたとき、少なからず人からの見られ方を気にしてしまうことも事実なんです。それはある意味で、顔でデート相手を選んでいるひとは、服やバッグを選ぶようにデート相手を装飾品として選んでいる“イタイひと”とみなすこともできるかもしれませんね。2012.9.27 Menjoy
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