企業の間で女性管理職を増やそうという動きが加速している。2013年5月に武井奈津子・法務部門長を日本人女性として初の業務執行役員に任命したソニーは、2020年をメドに課長以上の管理職における女性比率を現在の5%から15%へ引き上げるという。ソニーだけでなく、日立、イオン、IHI、NTTなど続々と企業が女性登用策を打ち出しており、今後も女性登用の波が広がって行きそうだ。ソニーの「15%」ニュースが流れると、「日本人男性だけの視点で物を作るのはもう限界がきてる」と、女性管理職が増え、女性の視点がものづくりに反映されることを歓迎する意見がネット上でも見受けられた。一方で、「冗談じゃない」という思いをくすぶらせている人もいる。ツイッターや「2ちゃんねる」などには、「女性というだけで昇進なら男性差別だ」「どうせ会社のPR目的で、形だけの女性管理職が増えるんだろう」「数だけ合わせても、難しい。管理職に足る人を生み出さなければ、意味がない」といった不満も並んでいる。2013.11.29 Jcast watch
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