米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校、デューク大学医学部、中国南昌大学の研究者が、2005年から2008年にCDC(米国疾病対策センター)が行った「健康と栄養に関する調査」のデータを検証したところ(対象は米国在住40歳以上の女性3406人)、ピルを3年以上服用していた人は、服用経験のない女性と比べて緑内障の診断を受ける割合が約2倍高いことがわかった(ピルの種類による違いは認められなかったとのこと)。女性は更年期を迎えると緑内障を発症しやすくなるため、過去の研究では女性ホルモンの一種、エストロゲンに何らかの要因がある可能性が指摘されているが、現時点ではピルを飲んでいるから緑内障になるとは言えず、因果関係については今後の研究が必要となる。2013.11.23 IRORIO
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