ナッツ類を多く食べるほど総死亡率が低下するという結果

ピーナッツ・アーモンド・クルミなどのナッツ類を多く食べるグループは、がんや心臓病などすべての死因をあわせた総死亡率が低いという論文が、ニューイングランド医学誌に11月21日公表された。2件の追跡調査のデータを分析した。
•米国女性看護師76,464人。1980年から2010年まで追跡。16,200人が死亡。
•米国男性医療職(歯科医・薬剤師等)42,498人。1986年から2010年まで追跡。11,229人が死亡。
ナッツ類の摂取頻度は、自己回答の質問票を使い、一盛り(28g相当)のナッツ類を、平均して何回食べるかたずねた。質問票の調査は、2~4年ごとにくりかえして行なった。その結果、ナッツ類を「食べない・ほとんど食べない」グループと比べた場合の総死亡率は、「週1回未満」のグループが0.93倍、「週1回」が0.89倍、「週2~4回」が0.87倍、「週5~6回」が0.85倍、「週7回以上」が0.80倍だった。つまり、ナッツ類を食べる回数が多いほど、総死亡率が段階的に低くなるという結果だった。死因別にみると、ナッツ類の摂取による死亡率の低下がはっきりしていたのは、全がん、心臓病、呼吸器疾患だった。2013.11.29  apital


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