神経科学者でオックスフォード大学教授のスーザン・グリーンフィールド氏は、持続的にコンピューターやインターネットを使用することで、「脳が再配線される可能性がある」と考えている。その“再配線”は、集中力の低減とその場限りの満足感を促進し、共感能力の欠如を引き起こすなど、悪い方に配線が変化するという。スーザン教授によると、よい変化とは、IQと記憶の向上であり、悪い変化とは、ツイッターやフェイスブックのようなSNSの利用で、共感能力を損なうことであり、政府やイギリス与党の保守党、そして企業に対して、コンピューターやSNSが、脳へ及ぼす影響を調査することを求めている。また、アメリカのタフツ大学の認知神経科学者メアリーアン・ウルフ氏は、長時間のコンピューター使用によって損われる可能性があるのは、読書をすることや読んだことについて考えることで磨かれる“脳の回路”であるとコメントしている。2012.03.05Menjoy
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